東野圭吾さんの著書。
妻と娘を乗せたスキーバスが交通事故に遭遇。
病院に担ぎ込まれたが、妻は息を引き取り、娘は昏睡状態。
妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは
死んだはずの妻だったってお話。
なんだか市川拓司さんの小説っぽいなぁって思いながら読んでました。
そういえば市川さんのエッセイ本に東野圭吾さんの著書が紹介されてたような…。
精神は直美(奥さん)、身体は藻奈美(娘)。
年頃になった藻奈美は部活の先輩から求愛を受け、直美の揺れる想いがちょっと辛かった。
見た目には高校生同士の普通の恋愛なんだけど、精神的には浮気なんです。
直実のほうにももちろん葛藤はあって、その点も胸が苦しくなりました。
それにしても、先輩と藻奈美(直実)の仲を疑った平介(旦那)がとった
行動に関しては如何なものかと思う。
気持ちはわかるが、盗聴はイカンだろ盗聴は…(^-^;