市川拓司さんの著書。
この本はWEBで公開されたものを編集して書籍にしたものだそうです。
書籍としてはこれが処女作になると思います。
えと、内容は「Separation(きみはぼくの)」と「Voice」の2作品から成ります。
どちらも恋愛小説で、「Separation」のほうは祐子が若返っていくお話で、
「Voice」のほうは悟が精神的な病気になって祐子と離れるってお話。
特にSeparationのほうは「14ヶ月」というタイトルでドラマ化されたそうですね。
全然知りませんでしたw
どっちも切なくて、特にVoiceの終盤で、祐子が他の男に抱かれるシーンなんかは
凄く気が重くなってしまいました(^-^;
冷静に言って、文章はとても拙いです。
でも、訴えかけているものがとても純粋で、
そこが「やっぱり市川拓司さんだなぁ」って思わせてくれます。
市川拓司さんの作品殆ど全てに共通してることだけど、
彼は作品を通じて、「人を愛することのすばらしさ、そしてその切なさ」を
語っているのだと思います。
そんな市川拓司さんの作品が好きです(・∀・)
ぁー。
やっと市川拓司さんの著書を制覇したぞ!w
新作楽しみだなぁ…(´-ω-)
※ちなみに "Separation" とは「分離、離脱」って意味です。
「separate:別れる」の名詞形ですね。